【茶道具・香道具】　山田松香木店*　煉香　六種薫物 揃　*セット*練香* [202oko62057]

　◇作者：山田松香木店　　　
　◇箱：紙箱・たとう入　　　◆「六種薫物（むくさのたきもの）」とは、平安時代より続く薫物（煉香）六種の総称です。こちらは六種薫物の6種類の香りをお楽しみいただけるセットです。　　　

　◇内容：黒方・梅花・荷葉・菊花・落葉・侍従　　　●内容量：各種　3粒　（１粒＝約0，７ｇ）　　　
　

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【煉香の栞】

煉香は伽羅・沈香などの香木をはじめ高品位の各種天然香料を粉末にし、蜜・梅肉・甘葛などにて丸薬状に仕上げました品で、奈良時代に鑑真和上がさまざまな香薬と共に製法を伝えたとされています。
平安時代になりますと宮人たちが独自に調整し、その優劣を競う「薫物合」がさかんに行われるようになり、後には炉の時期の薫物として茶席にても使用され現代に続いております。
心静かに、幽玄の境地に誘ふ深い香気をどうぞご堪能ください。


【六種薫物-むくさのたきもの-の栞】

平安時代より続く代表的な薫物（煉香）六種。
香りの分類として「後伏見院宸翰薫物方」には

［黒方］　ふかくさえたるに　あさからぬ気をふくめるにより　四季にわたりて身にしむ色のなつかしき匂ひかねたり
［梅花］　梅の花の音に似たり
［荷葉］　蓮の花の音に通えり
［菊花］　きくのはなむらうつろふ色　露にかほり水にうつす香にことならず
［落葉］　もみぢ散頃　ほに出てまねくなるすすきのよそほひも覚ゆなり
［侍従］　秋風蕭颯たる夕　心にくきおりふしものあはれにて　むかし覚ゆる匂によそへたり

山田松香木店