【現品限り】志野袋(緒 朱)     *北村徳斎帛紗店*正絹*香入*香包* [x909shk10005]

【現品限り】志野袋(緒 朱)     *北村徳斎帛紗店*正絹*香入*香包* [x909shk10005]
【販売終了】

商品詳細

◇作者:北村徳斎帛紗店
◇箱:紙箱
  
北村徳斎帛紗店による大変に上質な志野袋でございます。


(栞より)
香袋。茶人は香をこの袋に入れて常に携帯するものとされている。東山時代、志野宗信
(?〜文明十二年・一四〇八か)の創案のものとしてその名がついた。宗信は志野流香道
の開祖と呼ばれ、三条西実隆に従って香道の奥義を極め、室町幕府八代将軍・足利義政 
(東山殿 一四三五〜一四九〇)に仕え、義政の命により香技の式を大成し、聞香作法を
確立したといわれる。通称三郎右衛門、松隠軒と号す。

寸法は記録に大小二種類ほどあり、この志野袋は携帯に適した小の型を踏襲している。
仕立てに用いる裂地は二種類の異なった裂地を用いることになっており、金襴・緞子・間道・
錦等、織物組織いずれでもよく、ただ表に用いた裂地を底に必ず一種用いるという約束がある。
緒も決められた寸法に仕上がっているが、器物の割合から見て、他の仕覆に比較すると幾分長く
できているところに特徴があり、香という格調高いものを入れる袋ものとして装飾性を高めた
ともいえよう。                             

北村徳斎 記


                                      


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