【茶道具・香道具】 山田松香木店*  源氏香図帖   *聞香*お香* [202oko33505]

【茶道具・香道具】 山田松香木店*  源氏香図帖   *聞香*お香* [202oko33505]

◆『現在』の価格◆: 5,463円(税込)

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商品詳細

●作者:山田松香木店   ●箱:紙箱
◆全ての源氏香図と和歌が書かれています。
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【栞:源氏香の図】

二種類以上の香木を順次炷き継ぎ、それ等の香味の微妙な変化や相異を全体の流れの中に感得する聞香方式を「組香」と称します。
組香は、炷き出す香木と順序を香元があらかじめ決めておき、意図的に流れを組み立てるものと、炷き出す順序を香席での偶然に任せて、全体の流れの解釈を連衆一人一人の主観に委ねるものとに大別されます。
後者の中に広義の「系図香」が含まれています。系図香の名称は、その解答が線のつながりによって記され、家系図に似るところに由来しています。特に香木三種によるものを三種香、四種を系図香と呼びますが、殊に著名なものが五種による源氏香です。
源氏香では、各々五包ずつ用意した五種の香計二十五包を打ち交ぜ、任意に五包を取り出し、これを任意の順に炷き出します(無試)。
任意に取り出した五包は、全てが一の香であるかも知れませんし、二の香が三包と四の香が二包かも知れません。
この組み合わせの可能性は全部で五十二通りあり、これに源氏物語全五十四帖のうち最初の桐壺と最後の夢浮橋とを除く五十二帖を当てはめました。
連衆は、順次炷き出される一番目から五番目までの香を聞き分け、何番目と何番目が同木であったかを図によって示した上、当てはまる巻名を記して、解答とします。
(例えば、二番目と四番目が同香、三番目と五番目が同香であった場合、該当する線を結ぶと?の図が出来上がり、この図に相当する巻名は「初音」となります。)
この組香の心髄は、単に同香・異香の聞き分けのみに意を致すに止まらず、各香木の香味を極める過程に於いて夫々に似つかわしい登場人物を当てはめつつ、自らの想像力に依って物語を展開させてゆくところに存ると言えます。そして、その奥行きの深い構想の故に、源氏香は、源氏物語に主題を求めた幾つかの組香を代表すると共に、聞香の歴史上極めて大きな意義を持つ存在になり得たものと考えられるのです。

(付記)

本図中、各巻名に対応する歌は、山口久枝先生の筆によるものを使わせて戴き、又各巻の内容から連想される場面を、富家保江先生にお描き戴きました。
これ等の歌と絵が、源氏香をより深く味わって戴くための一助になれば幸に存じます。
尚、裏面右側には現代の仮名づかいによる読み方を、左側には、絵のテーマとされた情景の解説を簡略に記しました。

山田松香木店
麻布 香雅堂

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